いいお天気も長くは続かない春のはじめの日々ですが。
ちょっとドライブに出かけました。葉山まで。
ここは、音羽の森ホテル。エントランスはヨーロッパの古城をイメージしたつくりになっており、車が到着するとドアマンがそっと現れる。こじんまりとしたホテルの規模、いつもほどほどに客が入っているというその全体感がなんとはなしに上品なニュアンスを漂わしているようだ。
日当たりもいいので日中は外のテラスがちょうどいい。目の前に太平洋が広がり、かなりリゾート気分でシーフードサラダなどつまんでいる。
ポルトガルのナザレに行ったときのことちょっと思い出した。入り江の感じがナザレと似ていたからかも。でも海は違う、ナザレは大西洋だ。
白い町、黒い衣装の女たち、いわしを焼く匂い。
ナザレには、大陸のいちばん西の果てを最果て(さいはて)と呼ぶんだ、と聞いてどうしてもそれを見に行きたくなって出かけたのだった。風は強く、海には大きな渦がいくつもできていた。まさに最果てっていうイメージそのもののような海だった。
さてきょうの湘南の海は久々の快晴で、波もこんなに穏やかだというのにサーファーたちが群れをなしている。平和だ。晴れ渡って穏やかな気持ちになっていた。
そうそう、鎌倉野菜ってけっこうおいしい。帆立は軽いスモーク。スモーク・・・最近のちょっぴし流行モノ・・・偶然ではない、ここんとこスモークが続きすぎです。
いつか鎌倉の市場に行きたいと思いつつ、まだ行ってない。野菜も魚もおいしくて、海がある。ここはとてもいいところだ。