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メレンゲのプチ歴史

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マリーアントワネットにちなんだお菓子、というテーマで料理写真撮影があり、きょうはメレンゲを焼きました。メレンゲを細く焼いた”ドワ・デ・ダーム”(貴婦人の指)

卵白に砂糖を加えて泡立てるとふわふわになる、というのが発見されたのは1720年頃らしいですが、そのときはまだ絞り出しの技術は完成されておらず、スプーンですくって成形していたそうです。300年も食べ続けられているお菓子ってことになるわけですね。
マリーアントワネットもメレンゲを非常に好んだらしく、トリアノン宮殿で子供たちのために手作りしたというらしい。

メレンゲの泡が発見されていなければ、スポンジもスフレもなく、ひいてはシフォンケーキもムースもないわけで。
現代の豊かなスイーツライフの発祥がここにあり、ということになるんですね。

それにしても、こういうシンプルなレシピというのは微妙なことが大きな影響となり、結果を変えるものです。
昨日の試作のときは90分の焼き時間で済んだのに、きょうは150分くらいかかってしまった。冷たい雨のせいなんでしょうか?デリケートというか、ナイーブというか。

まさに、乾いたフランスの土地で生まれた貴婦人のお菓子です。
by AkikoNakamura | 2010-02-01 17:48 | fcstudio
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