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estpanis&fcstudio

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デパ地下にて

デパ地下にて_a0043319_051563.jpgデパ地下で買った、PECKのレーズンウィッチ。けっこうボリュームある。7X5cmくらい。¥210(税込)
かすれた感じの焼印、ちょっと気になる。
お味は非常にスタンダードなサブレに正しいバタークリームとほどよいレーズンで、正統派な感じ。日本人おやつにきちんと進出している。ほかには当然シュークリームも。イタリアン高級惣菜のラインナップに時々ちりばめられた、日本人感覚、この混ざり具合が絶妙と見た。

同じフロアにペルティエもあり、こちらのパンはちらちら見た限りですが、ちょっと菓子パン系。何もここまで日本人に同化する必要はないのでは?と思われた。PECKのとなり、フォションもちょっとあぶないぞ。
本場の香りを出しつつ、日本人好みのメニューに進出していくというのはけっこう難しいことなのかもしれない。あまりに「本場」すぎてもウケが悪いのだろうが、かといって本質が欠如してしまっては意味がないのではないかと思う。いわゆる「本店」の味やエッセンスを伝えることを忘れてしまい、残ったのは看板だけ、という落とし穴がデパ地下にはたくさん掘られているようだ、どうか落ちないで・・・


後学のためにとかなり歩き回ってお腹もすいた、しかし、残念なことに自分の晩御飯に食べたいものはあまり見つけられず、(注:日本橋高島屋にて)結局帰り道、紀ノ国屋に立ち寄ると、なんとは言えないが少し安心感のようなものがあった。ウケ狙いだ、流行ものだ、ということから少し離れてみてはじめて、きょうの私の体は何を食べたがっているのかって素直に自分に問いかけることができた。
by AkikoNakamura | 2005-12-01 01:11 | 食べ歩き
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